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姫路市 M.K様より

朝食のパンの焦げる匂いがする、コーヒーのサイホンはまだ沸騰していない、食卓で向かい合う妻が庭に来た小鳥の鳴き声に耳を傾けている、難聴の我が耳には、補聴器を装着していても、小鳥達の細やかな囀りは味わうことが難しい。

毎日の生活の中で音の大切なことを難聴になるまで気付かずにいた、家族との対話での聞き間違い、電話が聞き取れないもどかしさやテレビの音量の問題だけでなく、読書時のページをめくる音、日曜大工の工具が起こす音、ガラスを切断する音、ハンダが焦げる匂いと音にも意味がる。

趣味の世界だけでなく、家族が帰宅して開ける扉の音や台所の俎板の弾む音、たまにしか味わえない、すき焼きの肉が煮える音にも喜びがある。

何時の頃からか朝食は、準備から後始末まで私の役割となっているが、食器を洗う手ざわりや音にも生きている証を感ずるひと時かもしれない。

朝食が終われば、仏壇の前に坐することになる、思えば、今は亡き父母や兄弟達のことや成長して家を離れた子達や孫達のこと、そして仏壇が我が家に出来た経緯なども、思い出す事柄は多く有るが、今は思い出さない、ただ仏前に坐しているだけでいい。

おりんを叩く、澄んだこの音色、ただこの一打だけが心に響く、補聴器を装着した耳で唱える経文はしばしば音程が外れる、妻の声に引き戻されて続く、夫婦で過ごす至福のひと時かもしれない。

我ら夫婦となってこのかた、振り返り思い起せば、多くの方と出会い、そして助けられて今生きている、良き先達、良き友に恵まれた人生だと強く思う、この思いは我が家の仏壇についても同じである、大切なご縁ということか、幸せである、この仏壇の前で、夫婦何時までも坐し続けられることを願う。

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