読売新聞2022/10/05に「漆恵」が掲載されました。
江戸時代から約240年続く仏壇仏具製造販売会社の取締役として、兵庫県の伝統工芸品「姫路仏壇」の職人が作る箱形仏壇「漆恵(うるしえ)」をプロデュースした。漆恵は幅32センチ、奥行き23センチ、高さ6.5センチのコンパクトサイズで、持ち運びも可能。表面は漆塗りで、中央部を蒔絵や手打ち銀板などで飾り、蓋の裏側に仏画などのご本尊をまつる。おりんやろうそく立て、仏飯器、数珠も中に収納できるなど、随所に職人の技術と工夫が凝らされている。姫路仏壇は彫刻、漆塗り、金箔押し、飾り金具、蒔絵といった伝統的技法を駆使して作られている。だが近年は生活様式の変化で家具調の仏壇が好まれ、本格的な仏壇の需要は減少傾向にある。「技術が承継されなくなるかもしれない」という危機感の中、「気軽に手を合わせる機会を持てるように」と思いついたのが漆恵だった。父で8代目の原田眞一郎社長(66)の了解を得て、試行錯誤の末、2年かけて完成させた。京都の大学では経営学を学んだ。卒業を控えて就職活動を始めたものの、家業のことはずっと気になっていた。そんなとき、父から「帰ってきたら」と声をかけられ、弟子入りを決意。今は仏壇製造の技術を学びながら、営業や経理にも取り組んでいる。時代に合わせた仏壇の継承も重視している。「若い人たちに、仏壇の前で手を合わせる日本人の祈りの文化を伝えていきたい」と語る。
読売新聞
よくある質問
お仏壇とお墓はどちらを先に購入するべきですか?
お仏壇を先に購入して下さい。
住まいしている方が、ご本尊、ご先祖様に手を合わすお仏壇を先に購入するのをおすすめ致します。
お仏壇のいたみが激しいのですがお洗濯はできるでしょうか?
お仏壇の傷みが激しい場合でも、お洗濯は可能です。
原田光明堂へお問合せ下さい。状態を確認して、ご相談させて頂きます。
お仏壇のお洗濯とはなんですか?
長い年月によって、ローソク、線香のくすぶりや、漆や金箔の傷みなどを、一度分解して修復して、
新品同様にもとの姿にもどすことです。